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pgpool-II(ピージープール ツー)とは

pgpool-IIは、2003年に開発され、その後、移行されたpgpool Global Development Groupによって開発が継続されているPostgreSQL専用の高可用性クラスタミドルウェアです。

pgpool-IIはPostgreSQL(データベース)とクライアント間でProxy(プロキシ)のような動作を行い、負荷分散、レプリケーション、コネクションプーリングなどの機能を提供します。
複数のPostgreSQLをリクエストするアプリケーション側からは1つのデータベースとして取り扱える事も大きなメリットです。

pgpool-IIはPostgreSQLの「データ保護」「高可用性」に効果を発揮します。

pgpool-IIにはpgpooladminという管理ツールも提供され、使いやすくなっている事も採用を後押ししています。

※pgpool-II自体の処理性能や可用性も考慮して、場合によってはpgpool-IIを分散構成、クラスタ構成などでご利用ください。
※バージョン3.4からはパフォーマンスチューニングや検索負荷分散処理などのパラメータが追加改善されています。

pgpool-IIの特長

PostgreSQLは、次のような特長があります。

 1) PostgreSQL専用の高可用性ミドルウェア

pgpool-IIはPostgerSQL専用の高可用性クラスタ、スケールアウトを行う為のミドルウェアであるため、PostgreSQL環境においては優位性があります。

 2) 多彩な機能

機能 概要
コネクションプーリング PostgreSQLへの接続を保存しておき、同じ属性(ユーザ名、データベース、プロトコルバージョン)を持つ接続を 受け付けたときに再利用することによって PostgreSQLへの接続オーバヘッドを低減し、システム全体のスループットを向上することができます。
負荷分散 レプリケーションまたマスタースレーブモードで運用している場合、どのサーバに問い合わせても同じ結果が返ってきます。 多数の検索リクエストをそれぞれのサーバで分担して負荷を軽減させ、システム全体の性能を向上させることができます。 最良の場合にはサーバ台数に比例した性能向上が見込めます。
特に多数のユーザが大量の問い合わせを投げるような環境で威力を発揮します。
レプリケーション pgpool-IIは複数のPostgreSQLサーバを管理することができます。レプリケーション機能を使用することにより、 物理的に2台以上のDBサーバにリアルタイムでデータを保存することができ、 万が一どれかのDBサーバに障害が発生しても運用を継続することができます。
バッファリング PostgreSQLに接続可能なセッション数には上限があり、それを超えて接続することはできません。 かと言って、同時セッション数をむやみに多くすると、メモリーなどのリソースが多く消費されて パフォーマンスに影響があります。
pgpool-IIでもクライアントからの接続数には上限がありますが、それを超えてもただちにエラーになることはなく、 一定の間待たされるようになっています。 したがって、pgpool-IIはPostgreSQLへの接続要求を実質的にキューイングし、 PostgreSQLへの過大な接続数を制限することが可能です。
watchdog バージョン3.2から追加された機能。
Pgpool-II自体が単一障害点(SPOF)とならないように複数のpgpool-IIを連携させる事で、可用性の向上を行う機能です。
watchdogはpgpool-IIの動作を監視し障害発生時にはアクティブとスタンバイを切り替えます。
自動フェイルオーバー pgpool-IIが、PostgreSQLを監視し、障害発生時には切り離し処理を行い、待機系を昇格させてPostgreSQLのサービスを継続します。
オンラインリカバリ 参照系のPostgreSQLに障害が発生した場合、更新系や他の参照系のシステムの稼働を継続したままリカバリする事ができます。この機能は参照系サーバを簡単に増やす事も出来る為にスケールアウト時に役立てる事ができます。

 3) オープンソースライセンス

オープンソースライセンスの中で制限が少ないオープンソースソフトウェアライセンスを採用。
無保証・免責を宣言し、再配布する際に著作権表示を行うことのみを条件としています。

Copyright (c) 2003-2015 PgPool Global Development Group
上記の著作権表示がすべてのコピーに表示され、その著作権表示とこの許可通知の両方がサポートドキュメントに表示されていることを条件とし、使用、コピー、改変そしてこのソフトウェアとドキュメントをあらゆる目的で無料で配布する権限が付与されています。また、特定の書面による事前の許可なしに、著者の名前を広告やソフトウェアの配布に関する宣伝に使用することは認められていません。著者は、どのような目的であっても、このソフトウェアの適合性についていかなる保証も表明もしません。明示または黙示の保証なしで"そのままで"提供されています。

pgpool-IIのライセンス

ライセンス:独自オープンソースソフトウェアライセンス

pgpool-IIの入手先

pgpool-IIの最新版はコミュニティのサイトからダウンロードできます。

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最新記事・コラム

最新バージョンアップ情報

-3.4系
2015-04-08 pgpool-II 3.4.2
2015-02-05 pgpool-II 3.4.1
2014-11-07 pgpool-II 3.4.0

-3.3系
2015-04-08 pgpool-II 3.3.6
2015-02-05 pgpool-II 3.3.5
2014-09-05 pgpool-II 3.3.4
2014-03-24 pgpool-II 3.3.3
2013-11-29 pgpool-II 3.3.2

-3.2系
2015-04-08 pgpool-II 3.2.11
2015-02-05 pgpool-II 3.2.10
2014-09-05 pgpool-II 3.2.9
2014-03-24 pgpool-II 3.2.8
2013-12-06 pgpool-II 3.2.7

-3.1系
2015-04-08 pgpool-II 3.1.14
2015-02-05 pgpool-II 3.1.13
2014-09-05 pgpool-II 3.1.12
2014-03-24 pgpool-II 3.1.11
2013-12-06 pgpool-II 3.1.10

-3.0系
2015-04-08 pgpool-II 3.0.18
2015-02-05 pgpool-II 3.0.17
2014-09-05 pgpool-II 3.0.16
2014-03-24 pgpool-II 3.0.15
2013-12-06 pgpool-II 3.0.14

関連ソフトウェア

データベース  :PostgreSQL
可用性     :pgpool-HA
クラスタ制御  :Heartbeat
クラスタ制御  :Corosync
リソース制御  :Pacemaker
レプリケーション:DRBD

関連脆弱性情報

関連資料リンク