PostgreSQL 最新情報
バージョンアップ情報PostgreSQLのバージョンアップ情報 |
年間保守サービスPostgreSQLの年間保守サービス |
導入支援サービスPostgreSQLの導入支援サービス |
活用例・導入事例PostgreSQLの活用例・導入事例 |
|||||||||||
PostgreSQL(ポストグレエスキューレル)とは
PostgreSQL(ポストグレスキューエル)は、オープンソースソフトウェアとして開発されているリレーショナルデータベース管理システム (RDBMS)です。1970年代のIngresに始まり、1996年からPostgreSQLとなってからは約20年の歴史があります。
稼働プラットフォームはLinuxだけでなくWindowsなどマルチプラットフォームに対応しています。
レプリケーション機能や全文検索機能など高機能&高性能なRDBMSです。
最新バージョンではDocument-Oriented (ドキュメント指向データベース)として機能も追加し、配列型、XML型、JSON型(JSONBにも対応)の実装が可能。
様々な企業の業務システムで利用されています。
PostgreSQLの特長
PostgreSQLは、次のような特長があります。
1) 実績豊富なリレーショナルデータベース
様々な企業の業務システムとして採用されているだけでなく、サービスプロバイダーの利用では41.5%と最も多くの利用率となっています。(IDC Japan株式会社 2013年調査結果)
2) 高性能
PostgreSQLは「スケールアップ」「スケールアウト」など柔軟に拡張でき、パフォーマンス性能も向上させる事ができます。
特にCPU 数が増えた場合のスケーラビリティが高く、接続数が増えても性能が維持されます。
3) 高可用性
PostgrSQLにはサービス継続の為のいくつかの選択肢を提供しています。
- 1) 負荷分散型(pgpool-HA)
pgpool-II利用により複数ノードへの分散処理が可能となります。サービス継続性は高く、データ消失の危険度は低い構成となります。※pgpool-IIのパフォーマンス及び可用性の考慮も必要となります。
- 2) レプリケーション型
PostreSQLのストリーミングレプリケーション機能(SR)を利用して他ノードへのレプリケーションを行い、障害時には他ノードへ切替する事ができます。
レプリケーションには非同期モードと同期モードがあります。
同期モードの場合、レプリケーションに利用するネットワーク品質やレプリケーション先のハードウェア性能が低い場合はレプリケーション遅延が発生する可能性がありますので基盤設計時には考慮ください。
PostgreSQLには切替を行う為のリソース監視・制御機能はありませんので、pgpool-IIやCorosync+Pacemaker、CLUSTER PRO Xなどのクラスタソフトウェアを利用ください。
- 3) ミラーリングソフト利用型
PostgreSQLのデータが保存されているパーテーション領域を他ノードへミラーリングする方式です。
パーテーション領域をミラーリングするのでPostgreSQL以外のデータやファイルのデータ保護&可用性を保つもとができます。
ミラーリングソフトウェア(例:DRBDやCLUSTERPRO X Replicatorなど)を利用します。
クラスタソフトウェア(例:Corosync+PacemakerやCLUSTER PRO Xなど)を利用します。
4) マルチプラットフォーム
Linux(RHEL、CentOS、Debian)、Windows日本語版(2008/2012、7), Solaris, HP-UXで主に稼働。
その他FreeBSDなどでも稼働実績あり
PostgreSQLのライセンス
ライセンス:The PostgreSQL Licence(TPL)
PostgreSQLは独自のThe PostgreSQL Licenceというオープンソースライセンスに基づき公開されています。
以前はBSDライセンスでしたが、The PostgreSQL Licence(TPL)に変更されました。
TPLはBSD同様にビジネス上で利用しやすいライセンス条項となっています。
PostgreSQLの入手先
PostgreSQLの最新版はコミュニティのサイトからダウンロードできます。
PosrgreSQLの年間保守サポートに関するお問い合わせ
PostgreSQLに対するサポートサービスに関するお問い合わせはこちら